本日ドコモが発表した「Xperia Z5」「Z5 Compact」「Z5 Premium」。
いずれも発熱問題で世間を騒がせたSnapdragon 810のアップデート版を採用していますが、その実力をチェックしてみたところ、発熱にどれだけ耐えられるのかに加えて、熱に強いモデルが明らかになりました。詳細は以下から。
今回用意したのは左からXperia Z5 Premium、Xperia Z5、Xperia Z5 Compact。いずれもドコモ版で、発売前の試作品です。
Xperia Z3、Z4で行ってきた4K動画の撮影テストを実施してみました。4K動画撮影機能は発熱が大きく、Xperia Z3では10分間に2回強制終了してしまうほどでしたが、Xperia Z5ではどれほど耐えられるのでしょうか。
まずはXperia Z4でもクリアできた、10分撮影時点。どの機種も難なくクリアできています。
13分経過直前にZ5、16分経過前後にZ5 CompactおよびXperia Z5 Premiumに「本体の温度が上昇しています。温度が上昇し続けるとカメラは自動で終了します」というダイアログが表示されました。
しかし20分どころか、22分が経過しても一向に変化が無いと思った矢先……
22分台後半でXperia Z5 Premiumの4K動画撮影機能が強制終了されました。
後を追うように23分台でXperia Z5も強制終了。
強制終了時のバッテリー残量は70%ほど。20分で30%近く消耗した形です。
そして最後まで残ったXperia Z5 Compactは、なんと30分が経過しても4K動画を撮影し続けました。時間が無くなってしまったので、Buzzap!編集部ではここで実験を終了することに。
実験の様子を22分ごろまで撮影した動画は以下から。
発熱を防ぐため、撮影時間を5分程度に限定しているメーカーが多いスマホの4K動画撮影機能。そんな中、20~30分程度の4K動画を難なく撮影できているXperia Z5シリーズは、かなり熱問題への対策が施されているようです。
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