10TBのHDDをめぐってメーカー2社が衝突へ、価格低下に期待も



Western Digitalと傘下のHGSTがシングル磁気記録方式(SMR)と垂直磁気記録方式(PMR)を採用した10TBのHDDを相次いで出荷した2015年。

競合メーカーのSeagateが追従することで、来年は10GBのHDDでバトルが繰り広げられることになりそうです。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Seagateが2016年第1四半期の終わりまでに、10TBモデルのHDDを発売する方針だそうです。

しかしどのような記録方式や技術を特色にするかといった詳細は判明しておらず、市場関係者は注目しているとのこと。

なお、Western Digitalが新たに発表した10TBモデルHDD「Ultrastar He10」はヘリウム充填技術を採用。従来の非密閉型・垂直磁気記録HDDと比較して56%の消費電力低減を実現するなど、容量面以外のアドバンテージも確立しつつあります。

ちなみに現時点で国内に流通しているHDDでは最大容量となる8TBモデルのHDDは1年で1万円ほど値下がりし、1GBあたりの単価で考えてもかなり割安な部類に。

10TBモデルの選択肢が増えることによって、8TBモデル同様、価格競争が進むことになるとみられます。

Western Digital, Seagate in 10TB HDD competition

・関連記事
国内最大となる8TBのHDDが大幅値下がり、GB単価も割安に | BUZZAP!(バザップ!)

サンディスクが8TB・16TBのSSD発売へ、GB単価もHDD並みに | BUZZAP!(バザップ!)

Cherry Trail搭載で1万円、えげつないほど安いWindows 10タブレット「Cube iwork 8」 | BUZZAP!(バザップ!)

フォローして最新情報を手に入れよう

ハードウェアの人気記事

  1. 2TBのSSDがなんと9000円台で長期保証も、超大容量の高速ストレージが格安で古いパソコンの高速化にもおすすめ
  2. Core i7搭載の高性能な格安パソコン「BMAX B7 Power」いきなり値下げ、人気機種の上位版が1TB SSDに大増量でゲームやお絵描きにも大活躍
  3. 2万円ちょいの格安パソコン「T-BAO T8 Plus」登場、最新の省電力プロセッサや高速なSSD搭載のコンパクトな1台が大容量モデルもお手ごろに
  4. 【過去最安】格安パソコン「NVISEN AU01」超大容量モデル大幅値下げ、省電力な最新CPUや16GBメモリに高速な1TBSSD搭載でドンキPCなどを圧倒する1台
  5. 新型iPad miniはRetina Display非搭載?情報が錯綜中

ハードウェアに関連した楽天商品ランキング