【悲報】Windows 10 MobileスマホでMSの巻き返しは困難、Androidアプリ移植のProject Astoriaも頓挫か

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2005年12月に発売された国内初のスマホ「W-ZERO3」のように、10年前はモバイル部門で世界の最先端を独走していたにも関わらず、iPhoneやAndroidに大きく水をあけられたマイクロソフト。

新たに登場する「Windows 10 Mobile」で巻き返しを図れるかと思いきや、決してそんなことはない……という、最新の予測が発表されました。詳細は以下から。

◆2019年までにシェアが0.1%しか成長しないWindows Phone
これはアメリカの調査会社「IDC」が発表した、2015年の各プラットフォームの出荷台数・シェア。Windows Phoneは前年比マイナス10.2%となる3130万台を出荷し、シェアはわずか2.2%に。2億2600万台を出荷したiPhone、11億6110万台を出荷したAndroidと比べて、ケタが全く異なることが分かります。


2019年に各プラットフォームがどうなっているのか……という予測。Windows Phoneの出荷台数は4360万台へと伸びるものの、シェアはわずか0.1%増の2.3%にしかなりません。これは他のプラットフォーム、特にAndroidが11億→15億に伸びるためです。


なお、IDCは2012年に「2016年にはWindows PhoneのシェアがiPhoneを抜いて19.2%に伸びる」と予測していた会社。


しかしこのように大きく予測が見直された背景には、成長著しいHuawei、ZTE、Lenovoなどの中国メーカーがAndroidに注力していることや、日本の携帯電話市場を見ても分かる通り、マイクロソフトと携帯電話会社の連携が進んでいないこと、そしてなにより先行するiPhoneやAndroidのようにアプリが充実していないことが挙げられます。

Worldwide Smartphone Market Will See the First Single-Digit Growth Year on Record, According to IDC - prUS40664915

◆Androidからアプリを移植するProject Astoriaも頓挫か
なお、マイクロソフトはWindows 10 Mobileのアプリケーションを充実させるため、「Project Astoria」と呼ばれるwindows 10 Mobile上でAndroidアプリをエミュレーションできる機能を開発者向けに提供する方針を打ち出していました。

しかし正式な開発ツールは提供されておらず、開発中断の話まで浮上。アプリが充実しない以上、プラットフォームの成長も期待できないという、悪循環が今後も続くことになりかねません。

Microsoft's Project Astoria and Android app emulation not happening anytime soon | Windows Central

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