【実験】水中で3mの距離から自分を銃で撃ったら弾は当たるのか?



水中で銃の威力はどのように変化するのでしょうか?わざわざ自分に向けて実験したマッド・サイエンティストが存在します。

ノルウェー人の物理学者にしてマッド・サイエンティストのAndreas Wahlさんは、テレビ局NRK Vitenのサイエンスショー番組「Life On The Line」で水中と空中での物体の動きの違いを説明するためにとんでもない実験を行いました。

それはプールの中にアサルトライフルを設置して弾を発射するという、それだけならまっとうな実験なのですが、Wahlさんはなぜかその銃口の3m前に海パン1枚で自ら立ちはだかります。トリガーを引くためのワイヤーを自ら持ち、「安全のため」にゴーグルをしっかりと着用して。



結果はどうなったか。動画で以下からご確認下さい。

Fires weapon under water - with his own life on the line - YouTube


動画のキャプションによると、水中では物体が移動するのは空中よりも難しい。なぜなら水の分子は空気の分子よりもはるかに密接に存在しているからである。とのこと。そのことが極めてよく分かる素晴らしい実験映像ですが、Wahlさんが銃口の3m先に立つ理由だけが全く分かりません。

なお、Wahlさんは同じテレビ番組で物理学の「向心力」と、回転する物体はその中心に近づくに従って回転速度が速くなることを説明するために、なぜか自分が高さ14mから落下するという実験も行っています。

Risks life to prove physical law - YouTube


世界を滅ぼす危険な技術を開発するのでも、悪の組織を作って世界征服を目指すのでもなく、テレビで体を張って科学知識の普及に務める。彼こそマッド・サイエンティストの鑑と言う他ありません。

もちろん絶対に真似はしないで下さい。極めて危険な上に銃刀法違反に当たります。

Physicist Shoots Himself With A Gun Underwater For Science IFLScience

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