1960年代、その頃コンピューターはこんな姿をしていました。全く別の未来のようにも見えてきます。
集積回路の発明により、発展が進んだ1960年代のコンピューター。ですがまだまだ個人が所有できるパーソナルコンピューターの登場までは時間があり、巨大なコンピューターが一般的でした。
Lawrence Harley "Larry" Luckhamさんはそんな60年代末期にBell Labsのデータセンターに勤務し、高速情報検索システムの開発に従事していました。Larryさんはある日職場にカメラを持ち込み、スタッフの女性たちとコンピューターの写真を撮影、自らのサイトに掲載しています。
そこに見られる風景は「2001年宇宙の旅」をも思わせるレトロ・フューチャー(今から見れば…ですが)な世界。女性スタッフの私服や髪型に古き好き60年代の香りを見つけることができます。
こちらはギターを弾きながらリラックスするプログラマーの男性。他のスタッフは大半が女性でしたがプログラマーは全員男性だったとのこと。近年のウェブ系の仕事ではめったに見られない余裕がここにはあります。
もちろんここに写っているコンピューターの全ての力を合わせても、今あなたがこの記事を読むのに使っているスマホやPC1台分にも及びません。ですが、この時代と現代と、どちらが楽しい人生を送れるのか、ちょっと考えてしまいます。
Photos of women and giant-ass mainframe computers from the 1960s Dangerous Minds
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