営業開始20周年企画の一環として、2012年に開催された「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」でこれまで発売した611機種を一挙展示したNTTドコモ。
先日Buzzap!編集部で当時の取材データを発掘したため、当時サーバーの都合で見送った、全機種の掲載を試みてみることにしました。詳細は以下から。
◆1987年
まずは当時Buzzap!でも個別レビューをお届けした、国産携帯電話初号機「TZ-802型」。体積500cc、重量はなんと約900グラムで、これだけ大きくとも連続通話時間約60分、連続待受時間約6時間でした。
◆1989年
当時携帯電話は四半期ごとに新機種が発売されるような状況ではなく、国産携帯電話弐号機「TZ-803型」が発売されたのは初代発売から2年後の1989年。本体重量を約900グラム→640グラムにまで軽量化できたほか、連続通話時間こそ約40分と短くなったものの、連続待受時間は約9時間に延びました。
◆1991年
携帯電話の小型化が一気に進んだのは1991年のこと。1年で4機種もの新機種が発売されるようになり、一気に選択の幅が広がりました。後に一世を風靡する折りたたみケータイも登場しています。
◆1992年
92年も4機種が発売。本体カラーの選択肢にTZ-802型以来、実に5年ぶりとなるホワイトが加わっています。
◆1993年
新機種の数がじわじわと増えてきました。しかし当時はまだ、「ポケベルが鳴らなくて」が大ヒットしていたように、携帯電話ではなくポケベルが全盛期を迎えていた頃です。
◆1994年
そして一気に転換点を迎えたのが1994年。携帯電話の買取制(売り切り制)が導入されたことで、なんと年間9機種もの新機種が発売されるようになりました。
◆1995年
その後も新機種数の増加は止まらず、ポケベルから携帯電話への転換が決定的に。
◆1996年
1996年には後に一世を風靡する着信メロディが登場。
◆1997年
この頃にはカラーバリエーションもデザインも豊富に。
◆1998年
NTTパーソナルから事業を譲渡され、ドコモPHSがスタートした1998年。あの名(迷?)端末「ドラえホン」が登場したのもこの年ですが、年間に発売される機種数は30近くにまで膨れ上がっています。
その1はここでおしまい。続いては世界の携帯電話において、非常に大きな意味を持つ「あのサービス」に対応したモデルが登場します。
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