国内外からの観光客が押し寄せ続ける京都。ですが、少し足を伸ばすとまた違う顔がありました。
前編では伏見の豊かな歴史と日本酒のポイントを歩きましたが、後編では人々が暮らし、活気と賑わいの商店街を歩いてみます。
【前編】少し違った京都へ、日本酒で有名な伏見の街は見所の宝庫でした | BUZZAP!(バザップ!)
寺田屋のすぐ側の角から北に向かうとそこは「龍馬通り商店街」。昔懐かしい地元密着型のお店と土産屋の並ぶ細い商店街です。
旬の物や贈答用の果物などが並ぶ八百屋。昭和の香りが漂います。
自転車屋です。ガラス戸がたまりません。
お茶屋さん。
そこを抜けると「パッサージュなやまち」というアーケードの商店街に。こちらも魚屋や乾物屋などが軒を並べ、新しい外観とは裏腹に懐かしい雰囲気が漂います。
その突き当たりを右に曲がると京阪伏見桃山駅にまで通ずる「伏見大手筋商店街」。チェーン店に並んでこちらにも昔ながらのお店があちこちに見られます。時代の入り交じるカオスな感じがありつつも、伏見という街の地元商店街として賑わっているのがこちらの魅力。
どこからどう見ても定食屋なパチンコ屋。思わず3度見してしまいました。
京都銀行の目の前が普通に露天の植木屋になっています。馴染みのお客さんと談笑している感じがとてもよいです。
このような不思議な路地も。夜になったらきっと別の表情を見せるのでしょう。
商店街の酒屋でも飲み比べ(有料)ができる場所があります。ふらっと訪れてみるのも楽しそう。
商店街の東の端です。目の前がもう京阪線のホーム。
大手筋商店街の南北の筋にもお店が広がっています。カフェや飲み屋、雑貨屋など、こちらも新しいお店と古いお店が入り乱れています。この辺りはぜひじっくり歩いて確かめてみてください。
京阪伏見桃山駅を通り過ぎてもう少し東に進むと近鉄線の桃山御陵前駅にたどり着きます。
このガード下には駅前0番地と書かれており、お店が並んでいます。
バーに飲み屋、ラーメン屋、たこ焼き屋など、思いの外の賑わいです。
反対側には伏見桃山商店街と書かれています。
この中にあるのが食べログなどでも評判の「大中」。
京都ラーメン好きならたまらないこってり具合です。こちらは人気No.1のバラ肉ラーメン。トロトロの脂身がこってりスープにしっかり合います。
キムチと温泉卵が無料でトッピングできるところもポイント高いですね。どちらもしっかりスープとマッチしています。
なお、ここからさらに2kmほど北東に行くと伏見桃山城がある(最寄りはお隣の京阪丹波橋もしくは近鉄丹波橋駅)のですが、残念ながら天守閣に入ることができないため割愛。
ということで、いかがでしたでしょうか?京都に観光に来ても明確な目的がないとなかなかたどり着けない伏見。ですが、じっくり歩けば楽しみ尽くせないほどの見所がこの街には潜んでいます。京都に何度か来たことがある人は、一度じっくりここを攻めてみることをオススメします。
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