宇宙からの侵略者が地球に現れた後、私達人類の日々の暮らしはどのように変わるのでしょうか?そんな日常を想像させてくれる絵画が生み出されています。
以前BUZZAP!でも紹介したスウェーデンのサイバーパンク画家のSimon Stalenhagさん。1980~90年代のスウェーデンの田舎の風景と未来的な機械文明やロボットが入り交じった風景画を描き続けています。
映画や小説、マンガには特筆すべき作品が多いのですが、絵画の分野では今ひとつぱっとしないこのSFというジャンル。実際に目の前にはない世界観を物語の説明抜きで1枚の絵画で表現するのは簡単なことではないのかもしれません。
そんな中でStalenhagさんの描き続ける世界観は見る人を引き込み、どこまでも想像力の翼を羽ばたかせてくれます。そんな中から今回紹介するのは宇宙からのエイリアンの侵略してきた後の地球の風景を描いた作品の数々。
機械の外骨格をまとった巨大なエイリアン、戦いの後の粘液上の死体を実況検分する警察官、触手を持つクリーチャーに襲われる自動車、絵画の中の情景も、絵画ごとの繋がりも明示はされないものの、通底する世界の肌触りを感じさせてくれます。
これ以外の作品は本人のHPから閲覧できます。
Simon Stalenhag Art Gallery
Dreamy sci-fi paintings show the world after an alien invasion _ Dangerous Minds
勁草書房
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