格安スマホ市場で人気のHuawei P9 Liteをベースに、RAM容量や対応通信サービスを強化したUQ mobile独自モデル「Huawei P9 Lite Premium」が本日発売されたので、さっそくレビューをお届けします。詳細は以下から。
Huawei P9 Lite Premiumの外箱。
開けるとこんな感じ。なお、対応するSIMカードはau VoLTE対応の「マルチSIMカード」です。
同梱されているのはHuawei P9 Lite Premium本体、クリアケース、保証書、イヤホン、microUSBケーブル、ACアダプタ。格安スマホ生活を始めることができるオールインワンパッケージです。
ACアダプタは5V/1A出力。あまり出力は大きくないため、もし高速充電を利用したいのであれば、Ankerなどの高速充電対応ACアダプタを買い足してもいいかもしれません。
Huawei P9 Lite Premium本体。5.2インチフルHD(1920×1080)IPS液晶にSnapdragon 617(1.5GHz×4、1.2GHz×4)、3GB RAM/16GB ROM、F2.0の800万画素前面カメラを備えたAndroid 6.0スマホです。
背面にはF2.0の1300万画素カメラ(ソニーセンサー採用)および指紋認証センサー、3000mAhバッテリー。
ディスプレイにはあらかじめ保護フィルムが貼られている親切仕様です。
それではさっそく起動。
実際に触ってみたところ。レスポンスは悪くありません。
AnTuTuベンチマークおよび3D Markでのスコア。グラフィックの数値はあまり高くありませんが、ゲームプレイが中心でなければ特に問題ありません。
ちなみにP9 LiteとP9 Lite Premiumとの違いを列挙するとこんな感じ。
・プロセッサがHuawei Kirin650→Snapdragon 617に
・RAMが2GB→3GBに
・下り最大150MbpsのLTEだけでなく、下り最大220MbpsのWiMAX 2+にも対応
・au VoLTE対応
Zenfone 3をはじめとするミドルレンジスマホが3GB RAMを搭載するようになった今、P9 LiteはRAM容量が心許なくなっていましたが、P9 Lite Premiumではその心配はありません。
高速モード/節約モードをワンタップで切り替えられるUQ mobileのウィジェット。通信速度が上下300kbpsに下がる代わりに通信量がカウントされない節約モードはSNSやポケモンGO、オンラインラジオなどを利用する時に最適です。
試しにHuawei P9 Lite Premiumで高速モードの通信速度を測定してみたところ、なんと130Mbpsを突破。上り速度が10Mbpsを超えているため、LTEの通信速度とみられますが、理論値ギリギリの速度をはじき出しています。
高速モードと節約モードを切り替えながら通信速度を測定してみた様子はこんな感じ。
ちなみにau最新モデル「isai Beat LGV34」で通信速度を測定したところ、下り速度は140Mbps前後。上り速度があまり出ないため、WiMAX 2+の通信速度とみられますが、UQ mobileの通信速度が本家auの速度に肉薄するという、なかなかものすごい結果となりました。
なお、「Huawei P9 Lite Premium」のランニングコストは「ぴったりプラン」契約時、本体代、データ通信、無料通話込みで月額1980円(13ヶ月目からは2980円)。格安スマホにありがちな通信速度の低下を気にすることなく、リーズナブルに利用できるのがポイントです。
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