かなり厳しい暗所での撮影を行った第1弾、ネオン輝く夜の街の様子をお届けした第2弾に引き続き、2017年夏モデルスマホのカメラ比較をお届けします。
今度は"おハイソ"な街で明るい時間帯の風景を撮影してみました。詳細は以下から。
◆マツコにディスられることでおなじみ、二子玉川を撮影してみた
今回撮影してみたのは、よくマツコ・デラックスにディスられることでおなじみのおハイソタウン・二子玉川(ニコタマ)。基本的にカメラの設定には手を加えずオートで撮影しています。※AQUOS RやHTC U11など、未発売機種のカメラは製品版と仕様が異なる可能性があります。
まずは「二子玉川ライズ」のタウンフロント、リバーフロントを臨んだところ。掲載順はAQUOS R、Galaxy S8+、HTC U11、Xperia XZs、isai vivid、Qua Phone QX、TORQUE G03です。
AQUOS Rだけ別格の広さ。格子状になった天井やオブジェ、人などの写り方を見ていくと違いが分かります。
まだまだ頑張るisai vivid。Qua Phone QXがTORQUE G03より明るく写っています。
タウンフロント側を撮影したところ。「連絡橋部分に差し込む強い日差しをどう表現しているか」「画面左下のお店がどう写っているか」などに注目してみましょう。
画角が狭くて意図したエリアをカバーできないisai vivid。
二子玉川駅を臨んだところ。恐ろしいほど太陽光が写り込む中、AQUOS R、HTC U11の写りがなかなか良い感じに。
さらに奥に進んでみました。画面中央の階段や左右上部にあるレンガの質感、全体的な発色などを見比べてみましょう。
蔦屋家電の前。明るく華やかに写るAQUOS R、HTC U11、Xperia XZsに対し、Galaxy S8+がそつない仕上がりに。ちなみに掲載順はAQUOS R、Galaxy S8+、HTC U11、Xperia XZs、isai vivid、Qua Phone QX、TORQUE G03です。※AQUOS RやHTC U11など、未発売機種のカメラは製品版と仕様が異なる可能性があります。
奥にある2つの居住棟を撮影したところ。AQUOS Rの画角の広さが際立ちます。
写真写りで善戦していたisai vividは画角の狭さが際立ってしまいました。
近くにあった植物を接写。やはりメーカーごとにアプローチは全然違います。
◆総評
各機種の特徴をざっくりと解説すると、こんな感じになります。なお、AQUOS RやHTC U11など、未発売機種のカメラは製品版と仕様が異なる可能性があるため、あくまで開発版に関する評価です。
・AQUOS R
フォーカスの早さや画角の広さが強み、色鮮やかに撮れる傾向にあります。
・Galaxy S8+
暗所撮影およびシャープな仕上がりが強み、色味は無難な感じに。
・HTC U11
暗所でも明るく写そうとする傾向。色味はやや明るめ。
・Xperia XZs
上手くするとどの機種よりも暗所撮影がキレイに撮れることも。
・Qua Phone QX、TORQUE G03
せめてisai vividに迫る画質は欲しかったところ。
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