【レシピ】ビールの最高の友「枝豆」を世界最強にする「枝豆ペペロンチーノ」の作り方


そのままでもビールのベストフレンドの枝豆を究極までパワーアップさせる食べ方です。詳細は以下から。

暑い夏、ビールが進む季節です。そんなビールのおつまみと言えば「とりあえず枝豆!」が定番。ですがこの枝豆をさらにパンチの効いた最強のおつまみにする方法があります。いつもの2倍はビールが進む事間違いありません。

そのメニューが「枝豆ペペロンチーノ」。ペペロンチーノはパスタにニンニク、唐辛子、オリーブオイルを絡ませた、パスタのもっとも基本的な食べ方のひとつ。ピリッとした辛さとニンニクの風味がたまりません。これを枝豆でやってしまおうというものです。

今回は季節がら枝付き枝豆が手に入ったので、せっかくなので枝付き枝豆を茹でるところからはじめてみましょう。もちろん総菜コーナーで打っている調理済みの枝豆や冷凍枝豆でも作れます。そちらを使う場合は次のチャプターまで飛ばしてください。

◆枝付き枝豆を茹でる
枝付き枝豆はその名のとおり、枝に着いたままの新鮮な枝豆です。八百屋やスーパーでこんな感じで売られています。最初に使うのはキッチンバサミ。この後茹でるので、なければ普通のハサミでも問題ありません。

まずは枝豆の房を枝から切り離していきます。その時注意するのは、房の端を切り取るようにして切り離すこと。茹でる時に端が少し空いていることで塩分が入り込んでちょうどよく塩味が付きます。

大体こんな感じで大丈夫。切り離してから改めてこの部分を切り取るのは二度手間なので、この段階で端をしっかり落としておきましょう。ただし大きく開けすぎると豆が出てきてしまうので注意。

全部切り離しました。

軽く水で洗って表面のホコリや汚れを落としておきます。

580gになりました。結構な量です。

茹でる時に塩を大量に使います。ちなみに枝豆の量ではなく、茹でる水の量が重要。水1リットルに対して約40g(4%程度)。今回は水2リットルで茹でるので80g準備します。

この半分程度(枝豆の量に寄ります)を枝豆にまぶします。

そしてガシガシと揉み込みます。これで枝豆の産毛を取り、同時に塩味を染みこみやすくする効果もあります。

残りの塩は水に入れて沸かしましょう。

お湯が沸いたら枝豆を茹でます。この時枝豆に着いた塩は洗い流さず、ボウルの底に残った塩もお湯をお玉などで流して鍋に入れます。濃度が大切なので捨ててはいけません。

そして落としぶたをして4分ほど茹でます。落としぶたがなければ菜箸などでゆっくりかき混ぜながら茹でましょう。4分経ってひとつ食べてみて柔らかくなっていたらOK。まだ少し固いと思ったら30秒、1分程度味見をしながら茹でていきます。5分以上茹でる必要はありません。


ザルに空けて冷まします。この時水洗いはしないこと。せっかくの枝豆が水っぽくなってしまいます。なお、この時点で普通の「枝豆」としては完成です。熱々のうちに食べ始めても構いません。

◆枝豆ペペロンチーノの作り方
さて、ここからが本番です。必要なのはまずはさっきの枝豆。総菜の枝豆を使う場合はそのままで構いません。冷凍枝豆はあらかじめ自然解凍しておくか電子レンジの解凍モードなどを使ってある程度常温に近い状態に戻しておきます。

他に必要なのはニンニクひとかけ、唐辛子お好みの量、そしてオリーブオイル大さじ2杯程度、そしてお好みで塩を少々です。


ニンニクと唐辛子はみじん切りにしておきます。

フライパンにオリーブオイルを引き、弱火で熱してニンニクと唐辛子を投入します。それぞれの香りをオイルに移すため、決して強火にせずじっくりゆっくり温める感じです。ここで焦ってはいけません。

ニンニクがキツネ色に染まっていい香りが漂いだしたらさっきの枝豆を投入します。26cmのフライパンを使っていますが、一度に炒めるのは300g程度までにしておいた方がよいでしょう。

枝豆を入れたら中火にしてオイルが全体にまぶされるように混ぜながら炒めます。枝豆自体には既に火が通っているので、温めながら風味を付けていくだけです。

最後に味見をしてみて、塩味が足りなければ軽く塩を振って味を調えます。ビールのおつまみなのである程度の塩味があった方が進みますが、元々塩味も付いているのでかけ過ぎないように注意です。

皿に盛り付けてできあがり。鞘にかじりつくようにしながら食べると枝豆の風味にニンニクの香り、唐辛子の辛みがプラスされていくらでも食べれてしまいます。ビールをいつもより多めに冷やしておくのはお忘れなく。


なお当然ながら手がベタつきますので、おしぼりなどは手元に常備しておきましょう。

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