【レシピ】既成品が食べられなくなる程フレッシュでおいしい、自家製ゆず胡椒の作り方


寒くなって鍋の季節真っ只中ですが、薬味として非常に役立ってくれるのがゆず胡椒。実はこれ、意外と簡単に自作できてしまうんです。作り方をレポートします。

先日BUZZAP!では自家製ポン酢の作り方を紹介しましたが、鍋にポン酢と来たら薬味に欲しくなるのがゆず胡椒。ネギや大根おろしの隣にあるだけで、味わいの幅がぐっと広がります。

ゆず胡椒はもともと九州や四国のローカル薬味でしたが、今や100均やスーパーでも買えるほど一般的になっており、気がつけばファンになっていたという人も多いのではないでしょうか。

ゆず胡椒に使われるのはゆずと唐辛子(「胡椒」は九州の方言で唐辛子を指します)と塩だけと非常にシンプルです。材料は以下から。

・材料
ゆず皮:50g
唐辛子:50g
塩:10g
ゆず果汁:1~2個分

・道具
びん(煮沸する)
ミキサーかフードプロセッサ(粗めがいい場合はすり鉢とすりこぎ)
大根おろし
ボウル
ゴム手袋


まずは適当な大きさの空き瓶を用意し、煮沸します。一冬持たせたいならここはしっかり消毒しましょう。

次にゆずを洗って表面の汚れを落とし、大根おろしなどを使ってゆずの皮を削ります。ゆず皮の重量はこの削った皮の重さですので注意。削り終わったゆずは、別容器に汁を絞っておきましょう。

そして、ゴム手袋をして唐辛子をみじん切りにします。切っている時に目元にちょっと触れただけで「目が!目がぁ!」とムスカ状態になるので細心の注意が必要です。最初に縦に切れ目を入れてスプーンで種を取り除くという丁寧な作り方もありますが、その場合は種を除いた重さで計ります。

そしてゆず皮、唐辛子、ゆず果汁、塩を全てミキサーかフードプロセッサに入れてスイッチオン。ゆず皮と唐辛子と塩の割合は大体5:5:1くらいが基準で、辛さやしょっぱさの好みで増減して構わないのですが、塩が少ないと保存が効かなくなるので注意です。

好みの状態になるまで回します。今回はペースト状にしたかったのでしっかり回しました。もしざっくり粗めの方がいい場合はすり鉢でゴリゴリとするのもあり。
煮沸消毒したびんに移します。上記の分量だとだいたいこのびんひとつ分くらいになります。詰めたら冷蔵庫に保存。一晩置くとしっかり味が馴染みます。

これがまた香りも味もフレッシュで鮮烈、既成品のゆず胡椒が買えなくなるレベルです。シンプルながらもゆず、唐辛子、塩、材料それぞれにこだわったり、分量をカスタマイズすることで、自分だけの特別レシピを編み出すことも可能。

冬の間の鍋はもちろん、最近はパスタやサラダなど幅広く使われるようになったゆず胡椒。食卓の幅と楽しみが増えること間違いなしです。お正月休みに作ってみてはいかがでしょか?

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