フラッシュメモリ高騰の煽りを受け、値下がりが見込めない状況が続いていたSSDですが、ようやく状況が好転するようです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、最終製品の需要の伸びが減速した一方で、64層ないし72層の3D NANDチップの歩留まり率が向上したことを受け、2018年第1四半期のフラッシュメモリ市場はわずかな供給過剰となるようです。
これにより約1年間続いたフラッシュメモリ製品の価格上昇トレンドが終わるとみられており、SSDの本体価格は2018年第2四半期以降に継続的に下落するとのこと。
なお、近年続いたSSDの本体価格高騰はノートパソコン市場にも影響を与えており、メーカーが2011年下半期よりも慎重な購入計画を採用した結果、昨年ノートパソコンにSSDが採用された割合はわずか45%に。
しかしSSDの価格下落を受け、今年は採用率が50%を超えると期待されています。
ちなみにパソコンに搭載されるSSDは256GBモデルが中心になる見込み。512GBモデルが主流になるのは、少なくとも2019~2020年以降になるとみられています。
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