Snapdragon 4xxシリーズが市場から消えるかもしれません。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、現行のエントリースマホ向けプロセッサへのニーズが減少していることを業界関係者が明かしたそうです。
これはミドルレンジスマホに注力するスマホメーカー各社が、差別化のためにAI対応プロセッサを求めていることなどを受けたもの。
2月にリリースされたMediaTekのAI対応プロセッサ「Helio P60」はOppo、Vivo、Xiaomiなどの大手スマホメーカーに順次採用され、ハイエンド向けプロセッサ「Helio X」不振に苦しむMediaTekの業績を上向かせているとのこと。
さらにSnapdragonシリーズで知られるクアルコムが5月に発表したAI対応プロセッサ「Snapdragon 710」も、Xiaomi、Oppo、Vivoなどのメーカーが相次いで採用する予定とされています。
なお、Snapdragon 710の登場でハイエンドスマホ向けのSnapdragon 800シリーズ、ミドルレンジ向けのSnapdragon 700シリーズ、エントリー向けのSnapdragon 600シリーズ……という風に、ラインナップの位置付けがシフトすると業界関係者はコメント。
そのため現行のエントリーモデル向けプロセッサSnapdragon 400シリーズがアップデートされない可能性が浮上しています。
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