いよいよ「au PAY」が産声を上げます。詳細は以下から。
◆「au PAY」ついにスタート
KDDIのプレスリリースによると、同社は4月15日(月)から「au WALLETポイント つかえる!たまる!キャンペーン」を実施するそうです。
同キャンペーンは4月9日からサービスを開始するauのQRコード決済「au PAY」の「チャージ時」「利用時」において還元を受けられるというもの。
・チャージ時
4月15日10:00~4月30日20:00まで、au WALLETポイントからau PAYにチャージするとチャージ額10%増額(ポイントからのチャージ上限は月あたり20000円。総額100億円に達した時点で終了)
・利用時
通常特典(一般およびau STAR会員は0.5%還元、auスマートパスプレミアム会員は1.5%還元)に加える形で2つのキャンペーンを実施。通常特典と合わせてauスマートパスプレミアム会員は26.5%、au STAR会員は10.5%還元されます。
食べログ対象店で決済:5%還元(4月23日~7月31日まで)
三太郎の日に決済:au STAR会員は5%還元、auスマートパスプレミアム会員は20%還元(4月23日以降)
◆発表会の様子
「通信とライフデザインの融合」を掲げるKDDI。
2月にはスマートマネー構想を立ち上げました。
キーとなるのはau WALLETポイント。
au WALLETポイントを軸に、au経済圏が約2.5兆円にまで拡大しています。
埋もれたままになりがちなポイントを使えるようにする、これが「au PAY」です。
「1ポイント1円」以上の価値を目指すWALLETポイント。
長期契約者優待プログラム「au STAR」のギフトセレクションで原価に近いポイントで提供されるアイテムなどは、その最たる例です。
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今後はau契約者以外にも対象を拡大します。
◆質疑応答
ケータイWatch太田:
FeliCaやおサイフケータイを提供してきたが、QRコード決済にシフトしていく?スマホ本体の値引きには使う?
KDDI:
基本的に大きなくくりとしてはキャッシュレスと考えている。物理カードや非接触に加えてコード決済を始めることで選択肢を増やす。加盟店の開拓はオープンに進め、使える場所も合わせて増やしていく。貯まっているポイントを使ってもらうようにする、使える場所を増やしていく。
1ポイントの価値を可変に使えるのがポイント。今いただいたスマホ本体の値引きなどのアイディアも含めて検討していく。
読売新聞小沢:
au PAYは携帯契約者のロイヤリティを高めるのが目的なのか、金融事業そのものに注力するためなのか。
KDDI:
WALLETアプリをスマホ利用の中心にしたい。日本のキャッシュレスを推進していくためのも準備を進めていく必要があると考えてやらせていただいています。日常的に使っていただくことでauを好きになっていただく。
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