ピコ太郎の新曲「Everyone must die」が宗教音楽EDM過ぎて外国人ファンらが困惑


3年前に「PPAP」で世界中を虜にしたピコ太郎の最新曲に世界が再びざわついています。詳細は以下から。

2016年に日本だけでなく世界中で旋風を巻き起こしたピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を覚えているでしょうか。


ジャスティン・ビーバーがネットでお気に入りの動画としてツイートしたことから世界各国のニュースサイトやテレビが一斉に取り上げ、ビルボードのヒットチャートで松田聖子以来26年ぶりの77位でトップ100入りを果たすという快挙を達成。

遂には「ビルボードの100位以内にランクインした楽曲の中で1曲の尺が最短」として、ギネス世界記録に認定されるなど、文字通り一世を風靡しました。

あれから3年、ピコ太郎が今年の8月14日というなかなか意味深なタイミングで発表した最新曲「Everyone must die」に外国人ファンらが困惑しています。

この曲は6月16日から始まった、毎週1曲ずつYouTubeリリースし続けるPIKO10PROJECTのラストソングという位置づけです。このプロジェクトの最初の楽曲「完PAPA宣言」のテーマが「出産」なのと対照的に、タイトルからも分かるようにテーマは「死」です。

天使の輪を付け、6つの投光器を背負ったラスボス感に溢れかえるピコ太郎の独白から楽曲は始まります。まずはご覧下さい。


この世の美しさや生の素晴らしさを語る独白の最後は「人はみんな産まれて…死ぬ」で〆られます。チベット密教の砂曼荼羅のような、諸行無常や盛者必衰を感じさせる世界観が日本古来のもののあはれの感性の中で表現されてゆく展開となっています。

また今回は4人の古坂大魔王も映像に参加し、バンドのMVのような構成に。きっと古坂大魔王を4人とも倒さないとピコ太郎にダメージが通らないギミックです。

「PPAP」のイメージを持っている外国人ファンらはこの楽曲に大いに困惑。「うちはサスケでもここまでキャラ展開しねーぞ」「誰がピコ太郎にエヴァンゲリオンのラストを見せたんだよ」「エリア51で何を見せられたんだ…」など、3年の間に何が起こったのかとコメント欄が沸き返る事態になっています。

ピコ太郎のプロデューサーを努める(本人疑惑あり)、DJとしても活躍するお笑いタレントで、かつてはテクノユニットのメンバーでもあった小坂大魔王の力が大きいと思われますが、しっかりEDM楽曲として完成されている辺りも注目点です。

古坂大魔王オフィシャルブログ古坂大魔王のブログンだい魔くん!PIKO10PROJECT…遂にラスト!最後の曲は…さあ、波紋を起こせ!というポストではこの曲を含むPIKO10PROJECTの楽曲が10曲全てリンクされていますが、いずれも楽曲としてかなり面白いことになっています。

もう来年フジロックかサマソニで呼んでしまえばいいのではないでしょうか?

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