マジックマッシュルームの「鼻スプレー」が製品化、うつ病治療のブレイクスルーなるか

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うつ病治療に向けた画期的な製品化が行われました。詳細は以下から。

マジックマッシュルームやケタミンMDMALSDといった、いわゆるサイケデリックドラッグと呼ばれる現在違法薬物扱いの物質がうつ病やPTSDの画期的な治療薬として大きな注目を集めています。

BUZZAP!では昨年、マジックマッシュルームが既存の抗うつ剤「SSRI」特有の副作用なしでうつ病を寛解させるとした研究について報じましたが、この度「鼻スプレー」という形で製品化が行われました。

アメリカ合衆国オレゴン州のSilo Wellness社がマジックマッシュルームの有効成分、シロシビンの微量摂取を可能とする鼻スプレーを開発。同社は合法大麻の流通を行っていましたが、事業を拡大した恰好です。


現時点ではアメリカ合衆国の連邦法ではマジックマッシュルームは違法(コロラド州デンバーでは非犯罪化済み)のため、合法なジャマイカで研究と製品化を行っていました。

開発を主導していたのは薬理学者のParag Bhattさんと同社のCOOで海兵隊の退役軍人でもあるScott Slayさん。治験を行う前に自分たちでもこの鼻スプレーを用いて微量摂取の実験を行っています。

Slayさんはイラク戦争に従事してPTSDとなり、マジックマッシュルームやDMTといった厳格物質を用いたセッションによって寛解したという過去を持ち、製品化に強い意欲を持っています。

なお、鼻スプレーという形状にした理由は摂取量をコントロールしやすいため。キノコのままではオーバードーズ(過剰摂取)の危険もあるため、微量摂取が可能な形で製品化を行ったとのこと。

またもうひとつの理由は、マジックマッシュルームの摂取に伴って発生する胃のむかつきや嘔吐感の回避です。鼻の粘膜から摂取することで、こうした副作用をなくし、いわゆるバッドトリップを回避できるとのこと。

シリコンバレーでは健康なビジネスマンやクリエイターが創造性と生産性を飛躍させ、ストレスや不安を解消するためにLSDの微量摂取する事がトレンドとなっていますが、幻覚物質は今後私たちの生活により密着した存在になってくるのかもしれません。

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