あの頃の私たちも、今と変わらず熱い恋に落ちていたことがよく分かります。詳細は以下から。
「もはや戦後ではない」と言われ、高度経済成長期の始まった1950年代後半。未来は明るい希望に満ち、若者たちは自由を謳歌し始めていました。
古い伝統はまだ彼らを縛ってはいましたが、アメリカ合衆国をはじめとした西欧諸国の自由な空気が絶え間なく流れ込み、恋愛も少しずつ自由になっていく、そんな時期でもありました。
今はもう80代に突入するあの頃の若者たちはどこにデートに行き、どんな表情で愛を語らっていたのでしょうか。
LIFE誌の写真家だったJohn Dominisさんは50年代後半に日本を訪れ、若いカップルや新婚夫婦らの写真を撮影しました。初々しく見えるものもあれば、今の写真と言われても納得してしまいそうなものもあります。
まずは茶しばいてダベり。これはいつでも変わりません。
店内喫煙は当たり前、そんな時代です。
街をうろうろするだけでも楽しいものです。そう、好きな人と一緒ならね。
若者には通じない電話ボックスというやつです。
夜の街。
ショッピングも定番ですね。何を買おうか見ているだけでもいいんです。
ナイトライフも外せませんね。「どん底」という店名が気になります。(編集部注:読者の方からの情報提供で現存していることが判明したため、公式サイトへのリンクを追記しました)
これはダンスホールでしょうか。ゴーゴーバー以前の時代です。
観光地にお出かけして遊ぶのも今と変わりません。
時代はローラースケートです。ブレードではありません。
晴れた日の公園デートはいつの時代だって最高です。
おっと、お邪魔しました。
着物デートです。今の方がスペシャル感を感じるでしょうか。
どんな楽しいデートにも終わりはあるもの。お見送りの瞬間、気分はもう次のデートです。
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