1世紀前の東京の風景をニューラルネットワークで4Kの60fpsにリマスターした動画がすごい臨場感に


遠い過去のはずの風景が鮮やかに目の前によみがえってきます。詳細は以下から。

数十年から100年以上前の古い映像を最新技術でリマスターした動画が最近多く作られていますが、こちらは1世紀以上前の東京です。

この元動画は第一次世界大戦を控えた1913年(大正2年)から1915年(大正4年)の間に撮影された映像を集めたもの。以前BUZZAP!でも紹介した映像です。


リマスター版ではニューラルネットワークを用いて高品質化を行っています。60fpsにして顔認識によって顔を強調。また解像度をデジタル処理によって4Kにし、ノイズを除去。破損個所の修復も行いました。さらに色付けも行われています。

実際の動画は以下から。


人々の動きや顔、そして声までもが非常にクリアになっており、近年のスマホで撮られたかのような臨場感に仕上がっています。

間違いなく100年前の東京にも、私たちと同じように人々が暮らし、生活していたことがひしひしと感じられます。

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