もはや上位モデルでは当たり前となりつつある「ぬるぬる表示」を、iPhoneのハイエンドモデルが実現できない。
そんな可能性が浮上しました。詳細は以下から。
調査会社「DisplaySearch」の主任アナリストで、ディスプレイ産業に25年間携わっているRoss Youngさんのツイートによると、まもなく発表される「iPhone 12 Pro」に今までと同じ60Hzの有機ELディスプレイが搭載される可能性があるそうです。
これはiPhone 12 Pro用に120Hz表示対応のパネルは調達できるものの、120Hz表示に対応したドライバーICを調達できないため。「ドライバーICが確保できるまで待つ」「諦めて今までと同じ60Hz表示にとどめる」という選択肢がありますが、Appleは後者を選んだとRossさんはコメントしています。
高速表示のアドバンテージは分かりやすく、昨年発表されたシャープ独自開発の4倍速表示に対応した有機ELディスプレイ搭載の「AQUOS zero2」では、高速でスクロールしても文字がガタガタにならないなどのメリットがあります。
とりわけゲームで強みを発揮するため、ゲーマー需要の高いハイエンドモデルでは必須となりつつある機能。発表までさほど時間はないとみられますが、はたしてどのような仕様に落ち着くのでしょうか。
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