5G対応「iPhone 12(仮)」4モデル一挙量産へ、9月発表も発売は大幅遅延か



新型コロナウイルスの流行で発売遅延が取りざたされていた「iPhone 12(仮)」が量産に入るようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleは7月にもiPhone 12(仮)の量産を開始するそうです。

新たにリリースされるモデルは5.4インチの「iPhone 12」、6.1インチの「iPhone 12 Plus」、6.1インチの「iPhone 12 Pro」、6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」の4機種となる見込み。

発表は9月になると見込まれるものの、2017年発売の「iPhone 8/iPhone X」や2018年発売の「iPhone XS/iPhone XR」のようにモデルごとに発売時期がずれる可能性があるとされています。

また、Apple関連のリーク情報でおなじみのアナリスト、ミンチー・クオ氏によると「iPhone 12 Pro」シリーズは5Gの周波数帯「Sub-6」「mmWave(ミリ波)」の両方に対応する一方、無印の「iPhone 12」シリーズはSub-6のみの対応に。

これは電波の割り当ての関係でSub-6を満足に使えないアメリカ以外でmmWaveの普及が進んでいない上、アメリカですらmmWaveを満足にエリア展開できていないためとされています。

なお、iPhone 12の発売時期については、いまだ北米での新型コロナウイルス流行の影響が見過ごせない状況。

iPhoneにWi-Fiチップなどの部品を供給しているBroadcomのCEO、Hock Tan氏は「北米の携帯電話メーカーに大きな製品サイクルの遅延がある」と語っており、iPhone 12の発売が遅れることをほのめかしています。

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