Ankerがワイヤレス充電器の決定版ともいえるモデルを発売したので、レビューをお届けします。
お手ごろ価格で実用性に富んだ人気モデルのため、おそらくワイヤレス充電対応となるであろう「iPhone 12」などの新機種が発売される前に確保しておきたいところです。詳細は以下から。
これが「Anker PowerWave Pad Alloy」の外箱。
5000万人以上に愛されるメーカーへと育ったAnker。製品にはデフォルトで18ヶ月保証が付くほか、Anker会員になればさらに6ヶ月保証期間が延びます。
それではさっそく中身をチェック。Anker PowerWave Pad Alloy本体、USB Type-Cケーブル、注意事項を記したガイド、説明書が入っていました。
これがAnker PowerWave Pad Alloy本体。手のひらサイズのコンパクトなワイヤレス充電器で、中央には滑り止め加工が施されています。
スマホの充電器をそのまま流用できるUSB Type-C端子を採用。専用の充電器を必要とするモデルより取り回しが良いのが大きな特徴です。
USB PDないしQuick Charge 2.0/3.0対応の充電器(9V/2Aないし12V/2A、15V/1.6A出力したモデル)であれば急速充電を利用できます。
本体側面にはLEDランプがあり、金属製の物体や異物が検出された時、電圧が足りない時などの異常時にランプの色、点灯、点滅で知らせてくれる仕組みです。
ワイヤレス充電器全般に言えることですが、「ちゃんと真ん中にスマホを置く」「厚みが5mm以上あるケースを使わない(鍵や磁気カード、磁石などに要注意)」などの点に注意が必要です。
それではさっそく、ケースを付けたままのスマホを充電してみました。
「急速ワイヤレス充電中」という、非常に分かりやすい表示が出ています。
Ankerの高音質な完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 2 Pro」のケースはQi対応ですが、もちろんワイヤレスで充電できます。iPhone 11やPixel 4、Galaxy S20、AirPods Proなど、あらゆる機器に対して5W/7.5W/10W/15Wから最適な出力を自動で選んでくれます。
また、iPhoneをはじめ近年のスマホはボディにガラスを採用している上、縦長になっているため、着信時のバイブなどでワイヤレス充電器から落ちてしまう可能性がありますが……
Anker PowerWave Pad Alloyの滑り止め加工なら、ケースなしでもスマホが滑り落ちずに充電できます。
試しに1分近くバイブをオンにし続けてみました。振動に合わせてスマホがジワジワずれて、落ちてしまうようなこともありません。朝起きたらスマホがワイヤレス充電器から落ちていた経験がある人に強くオススメできる1台です。
最大15Wの急速充電に対応し、滑り止め加工で安心。スマホの充電器をそのまま使い回すこともできるAnker PowerWave Pad Alloy。
本体価格2690円と急速充電対応モデルにしては手ごろなせいか、発売早々売り切れてしまうほど人気でしたが、ようやく在庫が復活しています。
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