大人気超小型4Kジンバルカメラの後継機「DJI Pocket 2」登場、広角やズームなど「Osmo Pocket」からの進化をチェック
ジンバルカメラというジャンルを築いた「DJI Osmo Pocket」の後継機が発売されました。いったいどこがどのように進化したのでしょうか。詳細は以下から。
「DJI Pocket 2」(税込4万9500円)は10月31日に発売される大人気ジンバルカメラ「DJI Osmo Pocket」の後継機。どこまで、そしてどのようにスペックがアップグレードされているのか、見てみましょう。
まずは基本的な性能から。「DJI Pocket 2」は3軸ジンバルを搭載した、強力な手ブレ補正を武器とするアクションカメラ。激しく動きながらでも被写体をしっかり捉え、ブレのないなめらかな動画を撮影できるのが大きな利点です。
「DJI Pocket 2」は4K/60fpsまでの動画、16MPまでの静止画像をワンアクションで手軽に撮影可能。新たにHDR動画にも対応するようになっています。
前作の「DJI Osmo Pocket」は暗いところでも気にせず撮影可能なF2.0レンズに1/2.3センサー(1200万画素)を備えていましたが、「DJI Pocket 2」はF1.8レンズに1/1.7CMOSセンサー(6400万画素)を搭載するなど、格段に高性能になっています。
加えて「DJI Osmo Pocket」では視野角80度だったところ、「DJI Pocket 2」では93度となり、より広い視野での撮影が可能となっています。なお、この視野角はオプションの広角レンズを取り付けることで最大110度にまで拡張可能。
さらに「DJI Pocket 2」は新たに光学ズームとデジタルズームに対応。画像では8倍、動画では4倍までのズームが可能となっており、広角と合わせて表現力が格段にアップしています。
新たに搭載された「ActiveTrack 3.0」機能により、指定した被写体が動いた時にも自動的に追尾してフレーム内に入れたまま撮影し続けることが可能に。純粋にアクションカメラとしてもより手軽で使いやすくなっています。
収音機能も大幅にアップグレードされました。「DJI マトリックスステレオ技術」を採用し、前作の倍となる4つのマイクでのサラウンド録音が可能に。加えてズーム時には収録される音声もズームされ、指向性のある3つのサウンドパターンでシーンに合わせた収録をすることも。
なお、「DJI Osmo Pocket」にあったタイムラプスやモーションラプス、ハイパーラプス撮影はもちろん「DJI Pocket 2」でも使える上に、スローモーション撮影は8倍まで可能となっています。
先にも少し触れましたが、純正アクセサリー付属セットの「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」(税込6万4900円)には広角レンズ、ワイヤレスマイク、Do-It-Allハンドル、マイクロ三脚アクセサリーが付属しており、より自由な撮影が可能となっています。
また、「DJI Osmo Pocket」と同様にスマホ向け専用アプリ「DJI Mimo」アプリと連携させることができ、AIによる自動編集で簡単にスタイリッシュな動画を作ることもできてしまいます。
DJI公式による紹介動画は以下から。
「DJI Osmo Pocket」の痒い所に片っ端から手を届かせてアップグレードさせたスペックの「DJI Pocket 2」。ジンバルカメラのニュースタンダードになるのでしょうか。
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