廃棄食品からジェット燃料を作成、温室効果ガス排出の大幅削減に成功



以前はてんぷら油で走る自動車がエコと呼ばれていましたが、今度は廃棄食品で飛ぶ飛行機です。詳細は以下から。

環境負荷の削減のためフードロス削減が叫ばれる中、どうしても出てしまう廃棄食品をエネルギーとして用いる研究は世界中で進んでいます、

そんな中、アメリカ合衆国の科学者らは廃棄食品からジェット燃料となるパラフィンを作り出す方法を発見したことをBBCが報じています。

このジェット燃料は化石燃料に比べて温室効果ガス排出量を165%抑制できます。この計算は飛行機からの温室効果ガス排出に加え、廃棄食品が埋め立て処理をされないことで減らされた排出量も加味しています。

研究者らは、廃棄食品や家畜の糞尿、汚水を競争力のあるジェット燃料に転化する新たな方法を開発。


通常、含水廃棄物と呼ばれるこれらのゴミはメタンガスに変えられますが、研究者らはこのプロセスをすっ飛ばして低コストで揮発性脂肪酸を生成する方法を発見しました。

そして揮発性脂肪酸を接触転化させ、安定した2つの形態のパラフィンを作り出すことに成功。この2種類を混ぜ合わせ、連邦当局の課す厳しい基準をクリアしつつ通常のジェット燃料に70%まで混ぜ込むことが可能となりました。

この新燃料は飛行機からの温室効果ガス排出を減らすだけでなく、これまで埋め立てられていた廃棄食品から出ていたメタンガスも削減。加えて温室効果ガスの効果を高めていた「スス」の排出も34%ほど削減でき、まさに一石三鳥です。


2023年にはサウスウエスト航空でのテスト飛行が行われる予定でグレタさんらからも「飛び恥」と批判されていた飛行機業界の面目躍如となるかもしれません。

以前もてはやされたバイオディーゼル燃料は各地の穀物価格を大きく変動させるなどの弊害がありましたが、こちらは捨てざるを得ない廃棄食品のリサイクル。多くの国で導入の余地がありそうです。

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