1984年の「出先でメールチェック」、異次元すぎるほど困難なミッションでした


現代に生きる私たちにとってはスマホアプリを開くだけでいつでもどこでも簡単にできる出先でのメールチェック。

ですが37年前には007のスパイ道具のような機器を用いる非常に困難なミッションでした。詳細は以下から。

カナダ人キャスターJon Erlichmanさんがツイートした過去のBBCの「出先でのEメールチェック」動画が話題になっています。

これはBBCのレポーターが日本を訪れた際、出先からEメールのチェックを試みたもの。レポーターは受話器にはめ込む音響カプラーと、京セラの開発した「TRS-80 Model 100」というノートパソコンの最古の祖先とも呼べるマシンを携帯。

最初は新幹線でチェックしようとしています。

食堂車を抜け、公衆電話まで歩いていってトライ。カプラーを受話器にぐりぐり押し込んで通信を試みますが…。

ノイズが入ったため失敗してしまいます。

その後ホテル(旅館)のダイヤル式電話を用いて再チャレンジします。

何度見てもこのぐりぐり押し込むシーンがたまりません。

見事メールチェックに成功しました。しかしこの画面のレトロさよ。

1984年はファミコンが誕生した翌年で、ロードランナーやゼビウス、エキサイトバイクなどの名作タイトルが発売された年といえばイメージできる世代もいるはず。

エヴァから10年前の日常と現代との距離には驚かされます。

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