「Anker Power Conference ’21 Spring」まとめ、GaN IIで進化した新世代急速充電器「Nano II」シリーズ登場

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Ankerが新製品発表会「Anker Power Conference ’21 Spring」を本日開催しました。詳細は以下から。

◆速報・レビュー記事
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◆発表会の様子
まずは振り返りから。

2020年8月に深セン証券取引所の新興企業向け市場「ChiNext」で株式公開。

Ankerグループのグローバルの売上は前年対比40％増となる1450億円。

新型コロナによるテレワークなどを含めた巣ごもり需要により売り上げ構成比が大きく変化。

窒化ガリウムを用いたチャージングの独自の新技術「GaN」の発展版、「Anker GaN II」が発表されました。小型化、高出力化、安全性向上という3つの課題の同時解決を目指します。

「GaN」と電源ICと回路設計への革新によって発熱やノイズを抑制。

スイッチング周波数を高めることで小型化に成功。

最新の電源IC「Innoswitch」を搭載。

新製品の発表。「GaNII」を搭載したUSB充電器「Nano II」シリーズが登場です。

タブレットやノートPCも充電可能。

電源を「Nano II」ひとつで共用できるため、持ち運びがこの上なくシンプルに。

「Nano II 45W」は本日17時発売。

今年の夏の新製品ラインナップの紹介です。

拡大を続けるワイヤレス充電器。

新型コロナを背景として伸張するテレワークの関連機器。

ポータブル電源。東日本大震災から10年目となり、キャンプブームも相まって需要が広がっています。

昨年10月にセブンイレブンでの取り扱いが始まりましたが、コンビニとの取り組みは今後さらに広げていく方針とのこと。

Anker以外のブランド。Soundcoreからワイヤレスイヤホン「Liberty Neo 2」が発売。アプリ対応で各種カスタマイズが簡単に。

Eufyからはロボット掃除機「RovoVac G30 Hybrid」が登場します。こちらもアプリ対応で掃除予約などが可能。

Nebulaから「4K Streaming Dongle」。7000以上のアプリに対応し、4Kの高解像度とドルビーデジタルの高音質で映像コンテンツを視聴できます。

◆質疑応答
Anker 井戸：特許と意匠権と実用新案権の3つが含まれている。

Anker 猿渡：プロダクトカテゴリーが広がったことが大きい。プロジェクターやスピーカーなどの家で使えるものに注力して展開できたことが大きい。オフラインは（コロナで）厳しい時もあったが、コンビニを含め販路を拡大でロスをカバーしてきた。

Anker 井戸：Ankerが「GaN」の素材自体を開発したのではなく、スマホやPCなどのチャージャーとしてパッケージングし、実用的な形に落とし込んだのがわれわれの実績。なので他社も後からこの技術を使って製品を出した。

Anker 井戸：今回発表した製品の全てがIEC62368-1という国際基準に完全に合致しする形で設計されている。