「ドコモのmovaがまだ現役」と考えれば、そのすごさがわかるでしょうか。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、インドでは今なお2G(第2世代携帯電話)対応のフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)契約者が3億人以上いるそうです。
興味深いのがRealmeなどをはじめとしたスマホメーカーがインド市場向けにフィーチャーフォンの新機種をいまだに投入している点。今なおフィーチャーフォンが市場として十分成り立っているわけです。
その一例がRealmeの「DIZO Star 500」。QVGA(320×240)液晶に30万画素カメラ、32MBメモリ……と、2003年ごろに日本国内で発売されたガラケー程度のスペックしかありませんが、2021年7月発売のれっきとした新機種です。
このような状況を打破するため、インドの複合企業「Reliance」はGoogleが特別に設計したOSを採用した低価格スマホ「JioPhone Next」をリリース。
従来のJioPhoneシリーズがQVGA液晶やテンキーはそのままの、いかにもフィーチャーフォンからの移行を狙ったモデルだったことを考えると大きな転換と言えますが、スマホへの移行に成功した先に待ち受けているのは、Xiaomi、OPPO、Vivoなど中国メーカーの低価格スマホ攻勢かもしれません。
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