爆発的な普及で5Gスマホどんどん値下げへ、4Gスマホは需要縮小で値上がり



4Gスマホと5Gスマホの価格が逆転する日も、そう遠くないのかもしれません。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、5Gスマホ向けチップセットの価格が2021年下半期に下落すると見込まれているそうです。

これは堅調な需要拡大によって今後2~3年にわたり、5Gスマホの出荷数が毎年伸び続ける見込みであることを受けたもの。

すでにMediaTek、Qualcommともどもエントリーからハイエンドすべてのセグメントに対し、5Gチップセットのラインナップを展開しています。

Xiaomiの5Gスマホ「POCO F3」。ハイエンドスマホながら3万円台を実現しており、もはや「4Gスマホより高い」ということもなくなりつつあります。


なお、非常に興味深いのが4Gチップセットの価格動向。急激な5Gへのシフトで需要が縮小していることを受け、2021年後半にも価格が上昇するとみられています。

しかし多くの新興市場はいまだに4Gがメインのため、当面チップセットの生産が止まることはない模様。5Gチップセットの価格競争が激しいこともあって、年内にも「4G向けチップセットの方がマージンが高い」という珍事が起きる可能性も取りざたされています。

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