地球の見え方がひっくり返る、10億年のプレートの移動を40秒にした動画「A Billion Years in 40 Seconds」



時と共に大陸が動くプレートテクトニクス理論は知っていても、ここまでちょこまか動き回っていたことまではなかなか想像できないのではないでしょうか。詳細は以下から。

かつてヒマラヤ山脈は海の底だった。2億年前に超大陸パンゲアが存在した。東日本大震災はプレート境界で起こった地震だった…。


1960年代後半以降に発展したプレートテクトニクスは教科書にも載り、NHKの科学系特番でもおなじみの存在となっています。

大陸を動かし、巨大地震の原因ともなるプレートの運動ですが、数百万年規模のプレートの動きはなかなか実感できるものではありません。


そこでシドニー大学のDietmar Müller教授らは最新の研究成果から、10億年前から現在までの地球のプレートと大陸の動きを40秒にした動画「A Billion Years in 40 Seconds」を作成しました。

A Billion Years in 40 Seconds - YouTube


大陸が離合を繰り返すたびに、そこにいた生物たちが入り交じって競争や進化が生まれていきます。また、大陸の配置によって氷床が増減することから海面も上下し、かつて海だった場所が陸になり、気候も大きく変動するなど、ただ大陸が動くだけにとどまらない大きな変化が起こります。


10億年という時間の中で見ると、私たちの住む陸地も煮立った鍋に浮かぶ野菜のように移ろいゆくものなのかもしれません。

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