チューリップハットやベルボトムといった色鮮やかなヒッピーカルチャーのファッションばかりが思い出されますが、あの時代はそれだけではありませんでした。詳細は以下から。
ウッドストック・フェスティバルの映像をはじめ、サイケデリックな極彩色と目まぐるしいほどの柄、ひらひらとしたフレアーな裾。60年代末から70年代のファッションはいつもそんなヒッピーな文化と共に語られてきました。
ですが「なんでもあり」な自由に満ちたこの時代、若者たちは窮屈なそれまでのファッションを脱ぎ捨てる中で肌を見せることを恐れなくなります。
ヌーディストが大きく注目されるようになると同時に、ファッションの中にもそのトレンドは当たり前のように取り込まれていきました。街ゆく女の子たちがショート・ショーツと呼ばれる極めて短いパンツを履くようになったのです。
人種も関係ありません。
フェスでも当然ショート・ショーツは人気。
ヒッピー風のファッションが伝統をぶっ壊す服のトレンドだとしたら、ショート・ショーツは肌を見せないという伝統をぶっ壊したトレンドと言うこともできそうです。
なお、中高年にはおなじみのタモリ倶楽部のオープニングテーマも「ショート・ショーツ」という題名ですが、これは58年の曲。当時は70年代のショート・ショーツとは違い短い下着を指していたとのことです。
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