G-SHOCKケータイなどと呼ばれ親しまれていたカシオの「G'zOne」シリーズ最新モデルがついにお目見えしました。
実に開発に4年を投じており、G'zOneの名に恥じない歴代ユーザーの要望に十分応えられる仕上がりとなっています。詳細は以下から。
これが12月10日(金)発売の「G'zOne TYPE-XX」本体。携帯電話事業から撤退したカシオ協力の下、G'zOneデザイナーが再集結して作られた20周年モデルで、製造は京セラが担当。KDDI×カシオ×京セラという、企業間の垣根を超えたコラボで生まれた1台です。
見やすくてキレイな3.4インチディスプレイを採用。携帯電話のヒンジ部分を作るメーカーがほぼ壊滅した中、G'zOneの名に恥じない仕様のものを調達するなど、かなりの力の入れようです。
テンキーは初代G'zOneをオマージュした円形になりました。
背面には1300万画素カメラと1500mAhバッテリーを備えています。
分厚いキャップで保護されたUSB Type-C端子を採用。
何年も使うからこそ、最新規格を採用した意味があります。
別売りの卓上ホルダを使えば……
キャップを開閉せずとも充電可能。少しでも堅牢性を維持したいのであれば、必ず揃えておくべきアイテムです。
閉じたところ。「MULTI CIRCLE DISPLAY」は時間だけでなく方位磁石、気圧計、日の出日の入りなどを知らせてくれます。
手前のスリットは内部の温度センサーに外気を導くための通気口です。
側面などはこんな感じ。
金属部分は卓上ホルダで充電するための接点です。
ボディ全体を動画で見てみると、こうなります。
アウトドアツールが充実しているG'zOne TYPE-XX。天気、温度、コンパス、気圧・高度、気圧・天気予想、歩数、潮汐、魚の活性度まで分かる上、人気のカシオペンギン(カシペン)が隠れキャラで登場します。
実際に触ってみたところ。リメイクされた「G'zOne TYPE-X」の着信音や当時未収録の曲までプリインストールされています。
ほかにもクマ鈴やホイッスル音まで鳴らせるブザー機能など、とことんアウトドアに特化した便利機能があるほか、ラジオ、音声レコーダーまであります。
防水防塵耐衝撃はもちろん温度、振動、日射、湿度、低圧、氷結にも耐える「MIL-STD-810H」19項目をクリアしたG'zOne TYPE-XX。
水に漬けてみたところ。新たに塩水噴霧にも対応し、海でも活躍できるようになりました。
わざと落として耐落下性能もチェック。
何度か落としたところ、板のほうがダメージを受けてしまいました。もちろん本体は無傷です。
カラーバリエーションはリキッドグリーン、ソリッドブラックの2色。
2010年発売の「G'zOne TYPE-X」と並べてみるとこんな感じになります。
G'zOneの世界観をしっかり踏襲したつくりの外箱。
オプション品も豪華。こちらの「2WAYストラップ&マルチケース」では……
カラビナと組み合わせて使うこともできるストラップに加えて、予備の電池パックやイヤホンジャック変換ケーブルを収納できるケースも入っています。
山登りの際などに予備の電池パックを持って行けるのは、かなり心強いです。
なお、本日からKDDIは歴代36機種の中から1位を決める「au CASIOケータイグランプリ」を開催。投票した人の中から抽選で1名に初代G'zOne「C303CA」仕様のリングライト(全長50cm)や、G'zOne TYPE-XX仕様の巨大なモバイルバッテリーが2名に当たります。
ちなみにG'zOne TYPE-XXの本体価格は税込5万2800円。G'zOne TYPE-Xユーザーであれば、3G終了に伴う無料交換が行われます。
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