Googleドライブが不適切なファイル削除へ、アクセス制限やアカウント凍結も
ドライブ上のすべてのファイルは、確実にGoogleに見られていることになります。詳細は以下から。
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Googleの更新情報によると、GoogleドライブにアップされたGoogleポリシーに違反したファイルのシェアが禁止されるそうです。
Googleドライブ上のファイルは自動的にチェックされ、違反とされると「違反フラグ」が表示。違反とされたファイルは他人とシェアできなくなり、すでにリンクを知っている人もファイルを開けなくなります。
同時にファイルのオーナーに違反がメールで通知され、判断が間違いだと考える場合は再調査請求が認められます。なお共有ドライブ上のファイルは、ドライブのオーナーが通知を受けとることに。
今回の変更の理由は、Googleのサービスをマルウェアやフィッシング詐欺といったサイバー犯罪や、ヘイトスピーチ、児童ポルノなどに悪用されないためとしており、違反ファイルへのアクセス制限や削除に加え、違反ユーザーのGoogleサービスへのアクセス制限や排除もあり得るとのこと。
芸術や教育、事実の記録や科学的考察に基づく場合、また公益上の理由から妥当と判断した場合に例外を認める場合もあるとしていますが、基準や審査プロセスなどは明らかにされていません。
例えば写真家や絵師が仕事で性的な画像を取り扱う場合、水浴び中の我が子の動画を離れた家族と共有する場合、それらがどう扱われるか正確に知ることはできません。
非常に便利なだけに、確かに犯罪に利用されることも十分にあり得るGoogleドライブ。家族や友人と個人的に使っている人があおりを受けることにもなりそうです。
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