65%にものぼる不良品率を記録するなど、「Snapdragon 8 Gen 1」で手痛い失敗を経験したSamsungの苦境は当面続くことになりそうです。詳細は以下から。
Appleを中心としたモバイル業界のリーク情報で知られるミンチー・クオ氏のツイートによると、クアルコムが2023~2024年にかけて順次リリースする「Snapdragon 8 Gen 2」および「Snapdragon 8 Gen 3」の生産をTSMCに全数発注するそうです。
これはSamsungが最先端プロセスの重要な顧客を少なくとも2025年まで失うことを意味するもの。
自社製プロセッサ「Exynos」が設計および製造能力の問題でTSMC製造のSnapdragonシリーズに及ばず、Galaxy S23がSnapdragonモデルのみとなる可能性があることもあって「Samsung一人負け」は当面続くこととなりそうです。
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