ウクライナ侵攻により企業の撤退が相次いだロシアですが、ハードウェアという側面から思わぬ打撃を受けています。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、ロシアとウクライナの戦争の影響で、Apple、Dell、HP、Logitechなどの大手コンピュータまたは周辺機器メーカーがロシア市場に供給を停止したそうです。
ロシアも「並行輸入」計画を採用したため正規のショップ以外からの輸入は可能ですが、市場においてそもそもロシア語キーボードの取り扱いが少なく、国内でキーボードが深刻な不足に。
これによって多くの政府契約の履行やビジネスなどに影響が及んでおり、国内の販売元はキーボードを購入する方法を探しているものの、今のところ解決策はないとのこと。
カザフスタン、ベラルーシ、キルギスのチェーン店のウェブサイトには、ロシア語レイアウトのキーボードとノートパソコンの在庫は確認できるものの、ロシア語刻印にコストがかかるほか、仕様によってはキーボードを完全に交換する必要があり、そうなれば保証の対象外となってしまいます。
最近では、YouTubeが国内のユーザーを不透明に遮断したとしてGoogleに罰金を科すなどの報道があったロシア。
しかし、そもそも検索するためのキーボードすら事欠くという異常な事態となっています。
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