「折りたたみiPhone」を自作してしまうYouTuberが登場、部品にMotorola razr流用でiOSも改造

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海外のYouTuberが膨大な予算と時間をかけて自作「折りたたみiPhone」を製作してしまったようです。詳細は以下から。

まず見てもらいたいのが、香港のYouTubeチャンネル「科技美学」が投稿した「自作折りたたみiPhone」の映像。内部を分解して再構成し、ディスプレイはそのままに曲げられるよう改良しています。

なかなか登場しない折りたたみiPhoneを自作できないかと思い立ったとのことで、製作から完成にいたる様子を動画で紹介。

折りたたみ部分の構造には2020年に発売された「Motorola razr」の部品を使用し、背面にはアップルロゴ、さらにヒンジの部分には「iPhone」の文字が。

またiOSがストレート型の本体に合わせたUIであるため、ソフトウェアも改造。上画面と下画面を分割して操作したり、立てたまま撮影ができるなど、「Galaxy Z Flip4」のような使い方ができるように。

ただ実際に作ってみると、スペースの関係上バッテリーを1000mAhのものに変更せざるを得なかったり、数日使用しただけで画面に折り目や気泡が発生したりと、問題も多かった様子。

また、300日近くの期間と多くの試作によって予算が当初より大幅に膨れ上がってしまったとか。しかし実際に製作してしまう情熱には感服です。