「折りたたみディスプレイ」の技術において競合他社よりはるかに先を行くSamsung。
その技術をノートPCにまで応用しようとしているようです。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが海外メディアが報じた、Samsungがアメリカで申請したとされる折りたたみ式ディスプレイ搭載のノートPCとみられる意匠特許。
これは本体の中央で折りたたむことができ、上部と下部でデュアルディスプレイのような使い方ができるもの。さらにキーボード部分の横にも仮想トラックパッド用のタッチパネルが存在します。
2020年に発表された「ASUS ZenBook Pro Duo」やIntelの「Horseshoe Bend」に形状が似ているため、画面をつなげて上から下へのスクロールや、縦長画面での使用もできる可能性があるとのこと。
なおデザインはまだ特許の段階であるため販売予定や主要な仕様も不明ですが、Intelプロセッサと有機ELディスプレイ、Windows OSなども搭載されるとみられています。
元々折りたためるノートPCにSamsungの折りたたみディスプレイの技術を使うことで、大画面やセカンドタッチパネルなど可能性の広がる機能が実現しそうで、続報や製品化が待たれます。
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