心拍センサーや転倒検知機能などヘルスケアを強く意識した開発が進められ、血糖値や血圧の測定機能搭載までウワサされているApple Watch。
新型コロナのパンデミックに世界が戦慄した2020年に搭載された「血中酸素濃度(SpO2)」測定機能をめぐって、厳しい判決が下されました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、アメリカ国際貿易委員会(USITC)はAppleが複数の特許を侵害したとして、Apple Watchの一部モデルの販売停止を検討しているそうです。
これは血中酸素濃度を測定するパルスオキシメーターなどを手がける医療機器メーカー「Masimo」が、複数の特許を侵害されたとして起こした裁判で、1月10日にAppleが敗訴した事を受けたもの。
そのため、USITCは光による血中酸素センサー技術を搭載した「Apple Watch Series 6」以降のモデルについて、販売停止措置を行うかどうか検討しているとしています。
なお、Masimoは製品の情報と専門知識を引き出す目的で、医療部門責任者が引き抜かれたと主張しているとのこと。
裁判所の判決を受けてUSITCがどのような最終決定が下すかは未定とされていますが、Apple Watchの今後を左右するだけに対応に注目が集まります。
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