「iPhone 14 Pro」2社体制の製造で増産へ、「15 Pro」でも安定供給が継続か


去年の11月から組立工場の閉鎖により品薄が続いていた「iPhone 14 Pro」。

そこでAppleが生産リスクを分散化する解決策を打ち出すようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleの主要ファウンドリのPegatronが「iPhone 14 Pro」の製造を受注し、Foxconnとの2社体制製造になるそうです。

これは去年11月にiPhone 14 Proの唯一の生産拠点であったFoxconn工場で暴動が起き、出荷が大幅に遅れるなどの影響が出たことを受けたもの。

すでに今年1月から、Pegatronの上海常熟工場にて大量出荷を開始しており、2月と3月にはさらに生産量が増加するとのこと。

さらに「iPhone 15 Pro」などの新型上位モデルの生産受注も見込まれているとしています。

Pegatronは昨年から「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」の組み立てを受注していましたが、価格が高いことや他モデルよりも発売が遅れたことなどで全体的な販売が低迷し、収益も減少していました。

生産体制の混乱によりホリデーシーズンに品薄になり、まさかの「需要の消滅」と戦わざるを得なくなったApple。今回の受注により生産リスクが分散され、安定した供給がもたらされることになりそうです。

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