高い性能を実現する代わりに高発熱、高消費電力、おまけに高不良品率。
「Snapdragon 8 Gen 1」でサムスンが被った汚名をそそぐチャンスが訪れつつあるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、歩留まり(=良品率)が一時期35%にとどまったSamsungの4nmプロセスが劇的な改善を見せ、TSMCに近づきつつあるそうです。
これは業界関係者が明かしたもの。同社の4nmプロセスは第1世代となる「4LPE」で大きく苦戦していましたが第2世代、第3世代 (4LPP、4LPP+) で大きく改善。
処理能力や消費電力の面でもアップグレードが進んだことで、同社の半導体製造工場の稼働率を80~90%へと引き上げています。
初めてSamsungの4nmプロセスで製造される見通しとなるPixel 8の「Tensor G3」。製造技術の向上による恩恵を大きく受けられることになりそうです。
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