ドコモやauが「iPhone 13」の実質価格を引き上げるなど「1円スマホ」から手を引きつつある中、今なお積極的に1円での提供を続けるソフトバンク。
高性能化や為替の影響でスマホの本体価格が高騰を続ける中、その企業努力に胸打たれた消費者も少なからずいるかと思われますが、意外なところに罠が潜んでいました。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが都内の大手家電量販店でソフトバンクが行っているセール。iPhone 13の128GBモデルを分割払いで購入し「新トクするサポート」に加入した新規契約、MNPユーザーであれば、本体代金の支払額が毎月1円になります。
新トクするサポートは48回払いで購入し25ヶ月目に本体を返却すると、残り24回分の残債が免除されるプログラム。しかしよくよく見てみると、1~24ヶ月目の支払額が1780円/月なのに対して25~48ヶ月目は3980円/月と2倍以上です。
本体価格のiPhone 13(13万8240円)を48回払いで購入したはずなのに、2年後に9万5520円もの残債が残るのは不思議な話。現に昨年10月に行われていたセールでは毎月の支払額は均等で、2年後の残債もちゃんと半分でした。
そこでソフトバンクの新トクするサポート公式ページを見てみると、いつの間にか「ご購入の機種・時期によって、1~24回目と25~48回目の分割支払金(賦払金)の金額が異なる場合があります」という表記が。
2023年1月時点のアーカイブでは48回とも同じ額を支払う仕組みだったため、どうやら最近こっそり変更されたようです。
「最初の2年間は破格で使える上、2年経過後にそのまま使い続けてもトータルの支払額は半額程度になる」という大きなアドバンテージがあった1円スマホ。
どんな事情があろうと2年後に必ず返却しないと支払額が跳ね上がる仕組みへこっそり変わったことは、罠と言わざるを得ないのではないでしょうか。
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