ニンテンドースイッチをはじめとして、Steam DeckやPS5対応「Project Q」など、徐々にゲーム市場に浸透しつつある次世代の携帯ゲーム機。
近い将来、その開発に意外なメーカーが参戦するかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、半導体メーカーのクアルコムが、新型の携帯ゲーム機開発に関して任天堂およびソニーと話し合いを行っているそうです。
これはスマホ関連の実績あるリーク情報提供者であるRevegnus氏が明かしたもの。
なお、現時点で実際に共同開発するかどうかや詳細については不明とされていますが、同社は携帯ゲーム機の設計や機能に関して任天堂やソニーと何らかの提携を行うとみられています。
例えばクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2内蔵の「Adreno 740」は、現時点でAndroidスマホ向けGPUとして最高レベルの処理能力を誇り、レイトレーシングにも対応するなど高いグラフィック性能を備えています。
これらが搭載されることになれば、「Apple A16」と互角の性能を持つニンテンドースイッチやPS Vitaの後継機が誕生する、という可能性も十分に考えられます。
最近ではデスクトップおよびノートパソコン向けでApple M3も上回る性能の「Snapdragon 8cx Gen 4」を開発しているなど、スマホ以外のプラットフォームにも裾野を広げているクアルコム。
携帯ゲーム機用に最適化されたプロセッサを搭載することで、ハイエンドスマホ以上の超高性能を持つ携帯ゲーム機が登場するとなれば、スマホ向けゲームを作るメーカーにもユーザーにも朗報と言えそうです。
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