一部のWebサイトが表示できない不具合が見つかり、至急の対応が案内されていた「iOS 16.5.1 (a) 」「iPadOS 16.5.1 (a)」「macOS 13.4.1 (a)」ですが、早くも更新が完了したようです。
重大なセキュリティの問題に関するものであるため、iPhoneユーザーなら1度は確認することをお勧めします。詳細は以下から。
Apple公式のサポートページによると、現地時間7月12日に「iOS 16.5.1 (c) 」および「iPadOS 16.5.1 (c) 」をリリースしたそうです。
これは先日不具合が確認された「iOS 16.5.1 (a) 」の代替になるもので、当初予定されていた「iOS 16.5.1 (b)」は配信されませんでした。
なお、更新は最新iOSのセキュリティ問題に対応する「Rapid Security Responses」によって提供されるため、基本的には自動で行われる形になります。
万一問題があった場合は、以下の手順でRapid Security Responsesを削除することで「iOS 16.5.1」に戻すこともできるとのことです。
iPhone または iPad: [設定] > [バージョン情報] > [iOS バージョン] を開き、[セキュリティ応答を削除] をタップします。「削除」をタップして確認します。
Mac: Apple メニュー > この Mac についてを選択し、詳細情報をクリックします。macOS では、バージョン番号の横にある [情報] ボタンをクリックします。「削除して再起動」をクリックし、クリックして確認します。
とはいえ、iOS 16.5.1はぜい弱性が明らかになっているため、不具合が実際に起こったりしない限りは適用しておいた方がよさそうです。
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