今や、身の回りにある電子機器はほとんど全てネットに接続されている時代。
もし自分自身や家族に命の危険が迫ったとき、思わぬアイテムが助けになるかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、昨年アメリカで発生した誘拐事件において、ニンテンドースイッチから送信された情報が捜査の決め手になったそうです。
この事件は昨年夏、バージニア州に住んでいた15歳の少女が数週間も行方不明になっていたというもの。
当時28歳だった犯人の男はインターネットを通じて少女と知り合ったあと、自宅から3000マイル(約4800km)離れたアリゾナ州まで誘拐しました。
しかし、犯人の男は少女にニンテンドースイッチを持って行くことを許していたことから、インターネットにログインした際に友人へ通知が送られたことにより、生存が確認されました。
FBIは、少女が持っていたニンテンドースイッチのIPアドレスを任天堂から取得することで、犯人の所在を特定することができたとのこと。
スマホやゲーム機、タブレットやスマートウォッチなど、ネット接続できる機器をどこにでも持ち運ぶことが一般的な時代だったからこそ救出に至ったと考えられる今回の事件。
日常生活に根ざしていて普段は見えにくい通信という便利なテクノロジーが、尊い命を救った1つの例と言えそうです。
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