廉価版と無印の基本性能が変わらなかったPixelシリーズに、大きな転機が訪れるかもしれません。詳細は以下から。
ベンチマークアプリ「Geekbench」公式ページによると、Pixel 8aとみられる「Google Akita」というコードネームのスマートフォンが新たに確認されています。
これがPixel 8a(仮)のスコア。シングルコア1218、マルチコア3175です。
1+4+4コア構成の「Tensor G3」プロセッサを搭載。メモリ容量はPixel 7やPixel 7aと同じ8GBです。
ここで押さえておきたいのがPixel 8とみられるモデルのGeekbenchスコア。シングルコアは1186と変わりがない一方、マルチコアは3809とPixel 8aを大きく引き離しています。
コアごとのクロック数も違うPixel 8とPixel 8aのTensor G3。どうやらPixel 8aには低クロック版が搭載されるようです。
プロセッサの仕様をまとめるとこんな感じ。製品版でも同様の差別化が設けられるのか、どれだけ快適さに影響するのかに注目が集まります。
・Pixel 8
Cortex-X3(3.02GHz)×1、Cortex-A715(2.45GHz)×4、Cortex-A510(2.15GHz)×4
・Pixel 8a
Cortex-X3(2.91GHz)×1、Cortex-A715(2.37GHz)×4、Cortex-A510(1.70GHz)×4
・関連記事
「Pixel 8 Pro」詳細すべて明らかに、カメラ大幅刷新でiPhone 15 Proと真っ向勝負へ | Buzzap!
Pixel 7「5Gをオフにする」でバッテリーの持ちが劇的に改善することが明らかに | Buzzap!
Google「完全独自設計プロセッサ」Pixelに搭載へ、TSMCの3nmプロセスでコスト削減や良品率に期待も暗雲か | Buzzap!
【朗報】「Pixel 8」バッテリー容量や充電速度が向上、低消費電力のTensor G3で電池切れ問題を改善へ | Buzzap!