Pixel 6から搭載されているGoogle独自の「Tensor」プロセッサ。そしてその製造を手がけていたSamsung。
そんな2社の関係が大きく変わることになりました。この決定は吉となるでしょうか、凶と出るのでしょうか。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、「Pixel 10」に搭載される「Tensor G5」プロセッサはSamsungではなくTSMC製になるそうです。
これはGoogleの台湾法人が、Tensor G5のサンプルチップを半導体の検証、テストなどを行うインドの「Tessolve Semiconductor」社に輸出した際の申告記録から明らかになったもの。
なおメモリはSamsung製になっているほか、従来の製造工程の一部を受託する可能性も考えられるため、完全に提携が切れているとは限らないとみられています。
プロセッサの製造元そのものが変わる都合上、かなり早くから準備が進められるPixel 10。
別のリーク情報によると、Tensor G5は3nmプロセスで作られるとのことなので、Pixel 9に搭載の4nmで製造される「Tensor G4」とは一線を画す性能になると思われます。
発表を待たずして『型落ち性能』の烙印を受ける事となってしまったPixel 9は残念ですが、その分Pixel 10の完成度に期待したいところです。
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