ASUSのCA対応「ZenPad 3 8.0」がHuaweiを下してトップに、格安SIMフリータブレットで仁義なき殴り合い発生中

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お世辞にも性能が高いとは言えないSnapdragon 210搭載モデルが数多くリリースされるなど、各社がやる気を無くしているかのようにすら見えたSIMフリーのAndroidタブレット市場で、2大メーカーによる殴り合いが発生しています。

価格だけでなく性能面でもしのぎを削っており、消費者にとっては「いいぞもっとやれ」状態となっています。詳細は以下から。

◆ASUSの「ZenPad 3 8.0」がHuaweiの独走にストップをかける
まず見てもらいたいのが、大手価格情報サイト「価格.com」での売れ筋ランキング。2016年9月21日現在、9月16日に発売されたASUSの最新タブレット「ZenPad 3 8.0」が、発売以来ずっと1位をひた走っていたHuaweiの「MediaPad T2 7.0 Pro」を下し、売れ行き1位を獲得しています。

価格.com – タブレットPC | 通販・価格比較・製品情報

あまりの売れ行きに品切れを起こしているZenPad 3 8.0。販売価格が希望小売価格を上回る、いわゆるプレミア価格となっている店舗も散見されます。

◆キャリアアグリゲーション対応でつながりやすいZenPad 3 8.0
ここでZenPad 3 8.0のスペックをざっくりと紹介。iPad miniと同じ7.9インチQXGA(2048×1536)液晶にSnapdragon 650、4GB RAMを備えたハイスペックなAndroid 6.0タブレットで、音声通話も可能。携帯3社のプラチナバンドLTEを含む主要周波数帯や、WiMAX 2+・AXGPなどの高速通信サービスもサポートしています。

そして最も大きなポイントが、以下のようにとんでもなく多い組み合わせのキャリアアグリゲーションに対応しているという点。「携帯各社のプラチナバンドLTE+2.1GHzや1.7GHz」といった組み合わせはもちろん、「WiMAX 2+同士の組み合わせ」などにも対応することで、通信速度の高速化はもちろん、安定した通信を可能にしています。

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◆ZenPad 3 8.0とMediaPad T2 7.0 Proを比較してみた
ここで気になる2機種の性能を比較。ディスプレイではほとんど差が無いものの、プロセッサやRAM/ROM容量を見る限り、明らかにZenPad 3 8.0が上位モデルという位置付けに。

とにかく安くてそこそこ使えるモデルが欲しければMediaPad T2 7.0 Pro、値段が少し高くなってもできることが多く、処理能力や通信品質を妥協したくないのであればZenPad 3 8.0……といった棲み分けが生まれる形となっています。

・ディスプレイ
ZenPad 3 8.0:7.9インチQXGA(2048×1536)IPS液晶
MediaPad T2 7.0 Pro:7インチWUXGA(1920×1200)IPS液晶

・プロセッサ、ROM/RAM
ZenPad 3 8.0:Snapdragon 650/4GB RAM/32GB ROM
MediaPad T2 7.0 Pro:Snapdragon 615/2GB RAM/16GB ROM

・バッテリー
ZenPad 3 8.0:4680mAh
MediaPad T2 7.0 Pro:4360mAh

・Wi-Fi、Bluetooth
ZenPad 3 8.0:IEEE802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
MediaPad T2 7.0 Pro:IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0

・対応バンド
ZenPad 3 8.0:B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B41
MediaPad T2 7.0 Pro:B1/B3/B8/B19/B26/B28/B41

・希望小売価格
ZenPad 3 8.0:3万6800円
MediaPad T2 7.0 Pro:2万4980円

・備考
ZenPad 3 8.0:音声通話対応、キャリアアグリゲーション対応
MediaPad T2 7.0 Pro:カメラが高画質(背面1200万画素、前面500万画素)

狙っている層が若干異なるものの、いいライバルとなりそうな2機種。日本のSIMフリー市場で存在感を発揮している2社だけに、今後も熱いバトルを繰り広げてもらいたいものです。