ヴァラナシのガンジス河の夜は昼とは違う顔を見せます。沐浴場では祈りの儀式が執り行われ、街灯に照らされた建物やガートはまるで別の世界に入り込んだかのような不思議な雰囲気になります。
十数年前ヴァラナシがまだ危険な街だった頃、夜の外出は危険だからと禁止され、日が沈んでからガートに降りるのは命取りだとまで言われていました。現在ではそうした危険は過去のものとなり、夜中までガンジス河の周辺は人々が歩き、時にのんびりと過ごす空間になっています。
ヴァラナシ最大の沐浴場、ダシャシュワメード・ガートでは夜になるとプージャと呼ばれる祈りの儀式が行われます。バラモンの祭司たちがガートからガンジス河に向かい、音楽とともに祈りを捧げます。
ガンジス河には巡礼者や観光客が大勢ボートを浮かべ、儀式に見入っています。
観光客だけでなくインド人も携帯やデジカメで撮りまくり。
沐浴場いっぱいに観客が詰めかけています。
儀式を離れて歩いてみます。オレンジ色の光がとてもきれいです。
河沿いで涼む人、半ば生活している人々など。
こちらの河辺の寺院の沐浴場では美しくあかりが灯されていました。
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