ケモナー歓喜の「ソラトロボ2」デモ画面、ニセモノだったことが明らかに


2010年10月に発売されたニンテンドーDSソフト「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」の続編「ソラトロボ2」のものとして公開されたデモ画面がニセモノであったことが明らかになりました。

同作は空想科学アニメのような、どこか懐かしい独特の世界をベースに、獣人とロボが手を取り合って活躍する……という内容で、獣人キャラが好きな「ケモナー」と呼ばれる人々を中心に高い人気を集めており、続編にも期待が寄せられていますが、残念ながら今回の「続編」情報はファンをぬか喜びさせただけであるようです。

詳細は以下から。



Twitter / @NobuteruYuki: Picture of the E3 2012 dem ...

ソラトロボのキャラクターデザインを務めた結城信輝氏を名乗るTwitterアカウントによると、「E3 2012」で公開される予定として、「ソラトロボ2」のデモ画面とされるものが公開されています。


しかしこのアカウントはサイバーコネクトツー関係者などからもフォローされておらず、すべて英語でツイートされるなど、不審な点が多かったため、発売元のバンダイナムコゲームスに問い合わせたところ、以下のような回答でした。つまりデモ画面自体もニセモノであり、結城信輝氏を名乗る人物についても誰かのなりすましであるというわけです。

ご連絡いただきました件に関しまして確認いたしました。
掲載されています画面は弊社のものではないため、事実無根です。
また、指摘されているtwitterアカウントにつきましても、
結城信輝氏本人にも確認済みですが、ご本人の書込みではなく、
誰かのなりすましと思われ、事実無根です。


発売後も発売記念イベント「ソラトロボ博物館 それからお台場へ」やミニライブ&トークイベント「ソラトロボ感謝祭 それから2012」など、さまざまなイベントが盛り上がりを見せていただけに、続編の登場が期待されていることは事実だと思われますが、ファンの思いが結実する日は訪れるのでしょうか。

「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」のエグゼクティブディレクターを務めた、サイバーコネクトツーの松山洋氏は「ソラトロボ感謝祭 それから2012」において以下のようにコメントしているため、今後の動向からも目が離せません。

そう遠くないうちに、“リトルテイルブロンクス”の世界で、みなさんにご挨拶したいと思っています。どんな媒体になるかはわかりませんが。皆さんの応援がある限り、“リトルテイルブロンクス”の世界は永遠に不滅です!


・関連記事
「逆転裁判」の生みの親・巧舟さんが開発を指揮、「レイトン教授VS逆転裁判」のデモプレイをレポート | BUZZAP!(バザップ!)

エルシャダイから独自の神話構想へ、竹安佐和記の原画展「ELの世界」に行ってきた | BUZZAP!(バザップ!)

初の赤字となった任天堂の「Wii U」はFelica互換のNFC対応で年末発売、3DSの逆ざやも解消へ | BUZZAP!(バザップ!)