初のiPhone参入となるNTTドコモですが、Androidスマートフォンでユーザーを悩ませてきた「spモードメール」の悪夢がiPhoneにももたらされることが明らかになりました。発売後しばらくはメール周りで不便を強いられることになりそうです。
◆iPhoneに対する、各サービスの提供時期(予定含む)
NTTドコモ公式ページに掲載されたiPhoneにおける各サービスの対応状況一覧によると、iPhoneで「spモードメール」や「メッセージR」「メッセージS」などの送受信が可能になるのは10月1日(予定)だそうです。
それまでに受信したspモードメールなどは最大50MBの範囲内でspモードセンターに蓄積されるものの、閲覧や削除などの操作はできないほか、50MBを超過した場合は送信元のアドレスにエラーメッセージが自動送信される仕組みに。さらに当面はプッシュ方式を用いたリアルタイムでのメール着信通知に対応せず、定期的に自動受信するとされています。
なお、iPhoneでは「spモードメールアプリ」が利用できず、iPhoneの標準メールアプリでメールの送受信が可能。発売日に機種変更したいと考えていたユーザーは不便を強いられることになりそうですが、Androidで同アプリの使いづらさに業を煮やしていたユーザーにとっては朗報かもしれません。
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