ここ10年で格差社会と言われるようになった日本。この傾向がもっと進むとこんな景色が生まれるかもしれません。
これはメキシコシティのエージェンシーPublicisが作成した広告シリーズ。写真家のOscar Ruizさんが空撮したのは美しい家と白い壁、広い庭に自家用車といった富裕層の住む街と、そこから見えない1本のラインで隔てられた貧しいスラム街。
この広告のコピーは「この画像は加工されたものではない。今こそこれを変える時だ」というもので、格差解消のキャンペーンのために作成されたもの。頭の中では分かっていながらも、現実の風景として突きつけられると非常にえげつないものです。
これはメキシコの風景かもしれませんが、今後10年、20年以内に日本でも見かけるようになるかもしれません。あなたはそうした未来を望みますか?
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希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
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山田 昌弘
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